部活動地域展開は教育を変えるチャンス。地域・学校・保護者をつなぐ新しい教育モデルとは
2026.07.01
NPO 法人部活動リノベクエスト Labo
#公共施設・部活動

会員規模:

〜100名

課題解決:

予約・会員管理 事務作業の効率化 運営効率の改善

部活動地域展開は教育を変えるチャンス。地域・学校・保護者をつなぐ新しい教育モデルとは

部活動地域展開が全国で進む中、単なる部活動の受け皿づくりではなく、地域・学校・保護者・民間が連携しながら新しい教育の形を模索する動きが生まれています。

NPO法人部活動リノベクエストLaboは、現役・元教員が中心となって立ち上げた団体です。地域クラブ運営だけでなく、公教育の再定義を見据えた活動を推進しています。

今回は、地域クラブ運営の背景や課題、そして運営基盤としてhacomonoを導入した理由についてお話を伺いました。

導入前の課題

・ 保護者との連絡や情報共有に手間がかかっていた
・会費徴収や会員管理など運営業務の負荷が大きかった
・地域クラブを継続的に運営するための基盤が必要だった

実現したいこと

 子どもたちが主体的に成長できる教育環境をつくる
学校・保護者・地域が連携する地域クラブモデルを実現する
持続可能な地域クラブ運営の仕組みを構築する



部活動の地域展開を通して、公教育を再定義する

教員の働き方改革や少子化への対応を背景に、全国で部活動地域展開が進んでいます。しかし、その取り組みは単なる「部活動の受け皿づくり」ではありません。

NPO法人部活動リノベクエストLaboは、現役・元教員を中心に立ち上げられた団体です。部活動地域展開をきっかけに、学校・地域・保護者・民間が連携しながら、新しい教育のあり方を模索しています。

理事長の藤田様は、高校教員として部活動指導に携わる中で、地域展開が進んでも「実際にどのような姿を目指すのか」が見えていないことに課題意識を持っていました。

「教育委員会や国からの指示を待つのではなく、現場を知る教員自身が主体となってモデルをつくる必要がある」

そんな思いから、2023年にNPO法人部活動リノベクエストLaboを設立しました。

現在、部活動地域展開では指導者不足や財源確保、施設利用など様々な課題が顕在化しています。一方で、部活動が地域へ移行することによって、学校だけでは実現できなかった新しい教育の可能性も広がっています。

同団体では、地域クラブを単なる活動の場ではなく、子どもたちの成長を支える新たな教育基盤として捉えています。


「教えて育てる」ではなく「共に育つ」教育へ

部活動には、競技力向上だけではない価値があります。仲間との絆を育み、社会性を身につけ、自分の居場所を見つける。そうした経験を通じて、子どもたちは成長していきます。

副理事長の北野様は、地域展開を機に「教育」の捉え方そのものを変えるチャンスだと考えています。

「教育とは『教えて育てる』だけではなく、『共に育つ』ことだと思っています」

地域クラブには、学校の先生だけでなく、保護者や地域住民、民間企業など様々な立場の人が関わります。

例えば、保護者が子育ての悩みを指導者に相談したり、学校の先生と地域クラブの指導者が子どもの成長について情報共有したりすることで、複数の大人が協力しながら子どもたちを支える環境が生まれます。

「子どもたちだけでなく、保護者も指導者も地域も共に育つ。」そんな循環型の教育環境こそが、同団体の目指す未来です。


地域クラブ運営を支えるデジタル基盤としてhacomonoを導入

こうした新しい地域クラブ運営を実現するためには、持続可能な運営体制が欠かせません。

事務局の東様は、実証事業やイベント運営を通じて、保護者との連絡や会費管理に課題を感じていました。これまでは、連絡ツールが複数に分散し、重要な案内が見落とされることもありました。また、会費の回収状況を確認したり、個別に連絡したりする業務も発生していました。

地域クラブが本格的にスタートする中で、こうした業務を効率化できる運営基盤が必要だと考え、hacomonoを導入しました。現在は、入会手続きや会費決済、会員管理、保護者への連絡などを一元管理しています。

「朝にhacomonoを開けば、体験申し込みや保護者からの連絡など必要な情報を一つの画面で確認できます」

また、子どもたちが活動場所でチェックインすると保護者へ通知が届くため、共働き家庭でも安心して子どもを送り出せる環境づくりにつながっています。さらに、運営業務にかかる時間が削減されたことで、指導者は子どもたちとのコミュニケーションや指導により多くの時間を使えるようになりました。

地域クラブ運営を支える基盤として、hacomonoは重要な役割を果たしています。


子どもたちの未来のために、地域から教育を変えていく

NPO法人部活動リノベクエストLaboが目指しているのは、地域クラブの運営だけではありません。今後は、子どもたち自身がイベント企画や仲間集めに関わることで、マーケティングや運営の視点を学べる仕組みづくりも検討しています。

また、企業や地域との連携を通じて、子どもたちが社会と接点を持ちながら成長できる環境づくりにも取り組んでいく予定です。

藤田様は最後にこう語ります。

「各地域のクラブが単独で頑張るのではなく、横でつながり合って一つの大きなムーブメントにしていきたいです。部活動が地域展開されることで、学校では実現できなかったことにも挑戦できる可能性があります。」

部活動地域展開は、単なる制度改革ではありません。地域・学校・保護者・民間が協力しながら、子どもたちの未来を共につくる挑戦です。

NPO法人部活動リノベクエストLaboは、その新しい教育モデルの実現に向けて、地域から一歩ずつ歩みを進めています。



NPO 法人部活動リノベクエスト Labo

https://www.renovquest.org/


導入企業様情報

NPO法人部活動リノベクエストLaboは、現役・元教員が中心となって立ち上げた団体です。地域クラブ運営だけでなく、公教育の再定義を見据えた活動を推進しています。

施設名
NPO法人部活動リノベクエストLabo
取材協力
NPO法人部活動リノベクエストLabo 理事長 藤田 晋太郎様、副理事長 北野 和良様、事務局/箕面ベースボールLabo代表 東 達哉様
店舗数
活動拠点:大阪府箕面市を中心に活動
会員数
100名以下
業態
部活動地域展開・地域クラブ

※2026年5月インタビュー時点