「hacomono API」 を公開開始。ウェルネス業界のプラットフォームとしてテクノロジー活用による経営DXを支援

ウェルネス/運動施設向けオールインワン・マネジメントシステム「hacomono」を提供する株式会社hacomono(本社:東京都渋谷区 代表取締役:蓮田健一 以下、hacomono)は、業界のテクノロジー活用と経営DXを支援するために、「hacomono API」を公開いたしました。

 背景

アフターコロナの環境変化に伴い、スポーツクラブをはじめとするウェルネス・運動施設業界では、スタッフとの接触なくスマートフォンで手続きが完結する24時間ジムのような無人/省人業態や、自宅にいながらフィットネスサービスを受けられるオンラインレッスンなど、デジタルテクノロジーを活用したサービスが次々と生まれました。

一方でこの業界では、独自にスクラッチ開発された基幹システムやオンプレミス型(自社運用)のパッケージシステムを採用している企業も多く、昨今のクラウド基盤を前提としたSaaS活用・システム間連携をすることによる、会員サービスのスピーディな拡充や経営DXを行うことは容易ではありませんでした。

「hacomono API」を活用いただくことで、新たな顧客サービスを「hacomono」で構築しつつ、既存の基幹システムや会員管理システムに会員情報やレッスン予約情報、入退館の情報などのデータを連携することができます。また、企業の独自アプリなどのフロントシステムと繋ぎこむことで、バックエンド処理を「hacomono」が担いつつオリジナリティの高い顧客体験を作り込むこともでき、柔軟性の高いスピーディな経営DXを実現できます。

「hacomono API」活用により実現できること

・既存の顧客システムと「hacomono」の会員情報をAPI連携することで、会員が複数のシステムにID登録をすることなくスムーズに施設利用ができるようになり、スムーズな顧客体験を実現します。

・体験予約者を受け付けるための外部サイトに公開している予約枠と、既存会員向けに「hacomono」で公開している予約枠をAPI連携することで、対応できる時間帯がリアルタイムに相互反映され、予約の重なりによるトラブルをなくしたり、空いている枠の機会損失を防ぐことができます。

・「hacomono」に蓄積される会員の利用データや売上データを、分析用途の外部データウェアハウス(DWH)にAPIを用いて定期出力させることによって、複数システムにまたがる経営データを1つのDWHに集約させるデータフローをスムーズに構築することができます。

「hacomono API」一覧


APIを活用したデータ連携開発を行う企業や、hacomono基盤との連携ソリューション開発を行う第三者企業向けの「hacomono for Developers」サイトを整備。今後も「hacomono API」の対応範囲を拡大していき、多様な連携ソリューションを開発できる基盤を整えていきます。
API活用をご希望の方は、hacomono営業担当へご連絡ください。
URL:https://www.hacomono.jp/function/api

hacomonoは、デジタルテクノロジーの活用を、若手の新興企業だけでなく、これまで日本のウェルネスを支えてきた歴史ある企業にも広く導入いただけるプラットフォームとなることを掲げています。

今回のAPI公開により、企業は自社のシステム間連携を促進し、さらに第三者企業がウェルネス業界向けに様々なITソリューションを開発・販売できるビジネスプラットフォームを構築することで、業界全体がより手軽にデジタルテクノロジーの恩恵を受けられる状態を目指しています。

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