お悩み
・インストラクターである創業者がすべての体験・入会問合せを手元で個別管理。会員増加に伴い、指導と事務作業の両立が限界
・入会手続きや口座振替申込、現金回収など店舗に行かなければ対応できない仕組みが、会員の利便性と事業拡大の障壁に
実現したいこと
・手作業での予約・会員管理から脱却し、システムによる一元管理で業務効率化を実現
・入会や決済手続きのオンライン化により、対面対応に縛られない運営環境の構築
・シニア層でも直感的に抵抗なく利用できるシンプルな操作画面のシステムの採用
hacomono導入効果
・オンラインシステムの導入で予約の最適化と運営効率化を実現。集客への注力も可能となり、会員数が50名から425名(約9倍)に急増。10店舗への拡大を達成
・レッスン空き枠の可視化により、顧客の「早く確保したい」意識が高まり、体験なしでの直接入会が増加。手間をかけずに新規会員を獲得できる導線を確立
・懸念していたシニア層も抵抗なく「hacomono」を活用。オンライン口座振替の普及で完全キャッシュレス化を実現し、現金管理の負担から解放。月謝回収状況も可視化できるように
・創業者がレッスンに加えて、新人育成や事業展開に注力できる時間的余裕が生まれ、成長に向けた下地を構築
限界だったアナログ管理。LINEでの顧客とのやりとりでスマホが手放せない日々
生きがい創出型ダンスコミュニティ「らくリズ」は、創業者である冨田麗子先生が長年、体験申込みから入会希望まで、LINEですべてのお客さまとやりとりしていました。会員数が100人を超えるとメッセージは絶え間なく届くようになり、麗子先生は1日中スマートフォンから目が離せない状態でした。
私がスタッフとして事務業務をサポートするようになりましたが、紙ベースの入会手続きや口座振替手続き、現金での体験料や入会初期費用の回収など、アナログかつ対面でなければ進められない非効率な業務が多く残っていました。
会員増に対応すべく、インストラクターも4名増える計画があったため、アナログな対応では限界があると感じました。このままでは事務作業を回すことができないという判断から、システム導入の検討を始めました。
「70代の母でも使えた」感覚的に操作できるUI/UXが導入の決め手
当スクールは50代以上の方をターゲットにしているため、会員管理システムの導入にあたり、「シニア層の会員が使いこなせるか」という懸念は強くありました。そこで複数のシステムを比較・検討した結果、「hacomono」は「感覚でボタンを押していけばなんとなくわかる」という点が特に魅力的でした。
そのような中、偶然にも70代の私の母が「hacomono」を使用しているジムに通っていることがわかりました。母親が自分で予約を取っている姿を見て、私自身が感じていたシニア層のシステム利用への不安が払拭されました。
「シニア層の方々にも扱いやすく、運営に必要な機能がすべて揃っている『hacomono』なら、私1人でも十分管理していける」。この確信が導入決定の決め手となりました。
会員規模は50名から425名へ約9倍に成長。全国展開・100店舗構想への道筋が見えた
「hacomono」導入の最大の成果は、会員数が50名から425名へと約9倍に急増したことです。体験・入会・決済までがすべてオンラインで完結するようになったことで、運営の効率化と入会への機会損失の防止が実現し、さらに関東・関西に10店舗へ拡大も実現できました。
現在、本部スタッフは5名体制になりましたが、会員管理は2人で担当しています。店舗外からも操作できるため、効率的な業務運営が可能になりました。
オンライン口座振替が実現したことで、これまで紙で行っていた面倒な手続きも不要になりました。クレジット決済に抵抗感のある方に配慮しつつ、キャッシュレス化を実現でき、お客さま・スタッフ双方にとって負担の少ない仕組みを整えられたと感じています。
導入により予想外だったのは、クラスの空き状況がリアルタイムで可視化される機能により、体験レッスンを受けずに直接入会してくださる方が増えたことです。これは、「絶対に参加したい」という入会意欲の高い方のニーズに応えられる導線を構築できた結果だと感じています。
すぐに満席になる人気の「1dayイベント」も、今は、キャンセルが出ると「hacomono」が自動で通知してくれるため、すぐに予約が埋まります。以前のような、LINEによる都度連絡により、お客さまをお待たせしてしまうこともなくなりました。
1日中お客さま対応に追われていた麗子先生も、今はレッスン以外の時間は、新人インストラクターの育成や全国展開に向けた準備に注力できるようになりました。これからも「今が青春・みんなが主役」をスローガンに、気楽に・楽しく踊れるシニア世代の「ハートフルプレイス」を多くの方に届けていきたいと考えています。「hacomono」は、目標である10万人、100店舗規模への今後の成長を支えるかけがえのないパートナーであると感じています。